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応募締切:令和4年7月31日(日)まで

「土木材料試験」の仕事

公共工事の使用材料の品質・信頼性確保に取り組んでいます。

土木材料試験の業務について教えて

都内で実施する一定規模以上の公共工事では、使用する土木工事用材料の品質検査が義務づけられています。土木材料試験センター(以下、当センター)は、公的試験機関として土木工事に使用されるアスファルト、コンクリート、石材、鉄筋などの品質試験を実施しています。特にアスファルト合材に関する試験については、東京23区内で唯一試験を実施している公的試験機関です。試験については、公社HPで動画を公開していますので、ぜひ一度視聴してみてください。材料試験以外の業務では、東京都などに協力し、新材料の品質検査や試験、調査、研究を行うなど技術支援をしています。昨年度には、新材料に関する論文が日本道路会議において優秀賞を受賞しました。また、東京都政策連携団体(都政との関連性が高い団体)として、区市町村技術職員を対象に人材育成支援の一環として体験型技術研修を実施し、技術力の底上げと道路行政の円滑化に貢献しています。

土木材料試験業務の特徴は?

当センターは公的試験機関として、試験を実施した結果を「試験成績証明書」として依頼者に提供します。この証明書は、公共工事において安心安全を証明する重要な資料となります。そのため、試験担当者はミスが許されない状況の中で細心の注意を払いながら試験業務に臨んでいます。また、公的試験機関としての信頼性を保証するため、品質マネジメントに関するISO9001を公社の中で唯一取得しています。これを基に試験精度・顧客満足度の向上に取り組んでいます。

大変なこと、やりがいは何ですか?

当センターで実施している試験は様々な種類があり、試験日が決まっている材料もあります。私は主に受付業務を担当していますが、試験担当者が急に何日か不在になってしまう場合で、その間行わなければならない試験材料がある時には、事前に先輩職員から材料試験のやり方など細かく教えてもらい、また仕様書などをみて基準等を頭にたたきこみました。その結果、試験内容を理解したうえで、試験担当者が不在の時にも責任をもって試験実施ができるようになりました。また、当センターは多くの公共工事で利用されており、様々な土木構造物に使用する材料の可否を判定する重要な役目を担っています。そのため、依頼された試験は正確かつ迅速に結果をご利用者様に提供できるよう常に心がけています。これを可能にするため、日頃より受付担当と試験担当とは頻繁にコミュニケーションを図り、正確に情報伝達をしています。土木材料試験業務は、チームプレーが重要だと考えています。当センターが一丸となり正確かつ迅速に試験結果を提供することによって、多くの公共工事に貢献できることは非常に大きなやりがいです。

今後の意気込みについて

公的試験機関として試験結果を提供し、引続き都内を中心とした工事に少しでも貢献していきたいです。また、当センターで実施している業務を知ってもらうため、都民の皆さまや発注者・施工者へのPR活動を継続していきます。試験業務の見学ツアーの開催も検討しておりますので、実現した際にはぜひ、足をお運びください。

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