No.84
2026 SUMMER

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吉屋宏美

「つくる・まもる・活かす」を支える現場の
お仕事をクローズアップ!

「TR-mag」84号「みちの仕事人 第2回」

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東京都道路整備保全公社で実際に
働く職員に、インタビューするこの企画。
第2回は新宿駅西口広場活性化事業に関わる吉屋さん。
仕事にやりがいを感じ毎日が充実している様子が素敵でした。
撮影/須藤敬一 取材・文/衛藤理絵

PROFILE

事業部 管理課
新宿駅直近地区計画調整担当係長
吉屋宏美 1987年生まれ。学生時代に海外留学をし、多様な価値観を尊重する社会・仕事に興味を持つ。大学卒業後に民間企業に勤めた後、中途採用で公社に入社。公益事業課や用地部マンション用地課を経験し、2度の産休・育休を経て現在の部署へ。

新宿駅のよりよい未来を描く!再開発プロジェクトに参加中

新宿駅は、乗降者数でギネス記録を持つ世界有数のターミナルステーション。地上だけでなく地下の道路も大いに賑わい、たくさんの人が行き来しています。そんな新宿駅直近のみちを“活かす”ことで利益を得て、東京の安全・安心な街づくりに還元するのも公社の仕事。吉屋さんは、新宿駅西口付近の広告物やイベント広場の管理など、多岐にわたる業務を担当してきた“活かす”仕事のエキスパートです。

「現在新宿駅は、約60年ぶりの大規模な再開発工事の真っ最中。『新宿グランドターミナル』の実現のため、都や関係各所が計画を進めているんです。私は今、そのプロジェクトに関わり、各所との連絡・調整を担っています。複雑な計画を実務に落とし込むための要となるポジションなので苦労もありますが、それ以上にやりがいを感じられます。公社の仕事って、巡り巡って誰かの笑顔や安全につながるんです。だからこそ、仕事に自然と熱が入り、頑張ろうと思えます。特に、地下空間の柱や壁面を活用した広告事業“ブライトサイン”は、多くの人の目に触れる場所。時勢に合わせてしっかりと独自の審査基準をアップデートしながら、質の高い広告の管理・運営ができるよう意識しています」



公社は、自分らしく働きながらみんなも幸せにできる素敵な職場

大きなプロジェクトに関わりパワフルに働く吉屋さんは、実は2児のママ。家庭と仕事の両立は大変なのでは…と話を聞いてみると、こんな言葉が返ってきました。

「公社は時差出勤制度や時短制度などの福利厚生がとても手厚いんです。風土も温かいので、結婚して子育てしながらでも働きやすく、家族との時間もしっかり確保できています。私の転職のきっかけは、『社会のためになる仕事に関わり、長く働き続けたい』と思ったからなので、ご縁が結ばれて本当によかったと心から思います。公社は、自分の人生も仕事も欲張りに楽しめる場所。挑戦を応援してくれる人も、とっても多いんですよ」

吉屋さんは、日々の充実が仕事にもしっかりと活きていると話します。

「公社の仕事には“生活者としての視点”が欠かせません。私の今の仕事は、都が描く新たな新宿駅のビジョンを、実際に歩く人たちが本当に使いやすい、温かみのあるサービスに落とし込むこと。私自身が駅の利用者であり、親でもあるからこそ、気づけることがあり、仕事に活きているなと感じます。逆に、仕事の経験が日々の感謝や幸せにつながることもあるんです。例えば、夜間の道路工事や街路樹の剪定などを見ると、感謝の気持ちが湧いてきて、つい子供たちに解説してしまうんです。幼い頃はきょとんとしていた彼らも、今ではまっすぐ話を聞いてくれ、我が子の成長を実感しますし、どんどん幸せな記憶が増えていきます。これからもよりよい街づくりに貢献しながら、仕事の後輩たちのよいロールモデルになれるよう、責任ある立場でキャリアを形成していきたいです」

1.働きやすいオフィスで仕事に集中! 2.社内ミーティングも風通しのいい雰囲気で、円滑に進む。 3.公社管轄の新宿駅西口地下のデジタルサイネージは、毎日の生活に役立つ情報を発信中! 4.ブライトサインは、新宿駅西口地下を明るく快適にする効果も!

場所を問わずチーム連携できる社用iPhoneと、外出時にサッと使えるスティック型日焼け止めは勤務時の効率アップにひと役。自家製ハーブ入りウォーターはリフレッシュに◎。

吉屋さんに聞いた仕事にまつわるQ&A

Q.仕事での座右の銘は?

A.『Connecting the dots』

「スティーブ・ジョブズ氏の言葉で『過去の経験が思いもよらなかったことに活きる』という意味。この言葉は、私の軸になっています」

Q.元気に働くためにしていることは?

A.『ストレッチ&自宅の花壇の手入れ』

「元気に働くには、体も心もメンテナンスが必要。子供といっしょに庭の花やハーブの手入れをする時間は、癒やしにもなっています」

Q.「お仕事あるある」を教えてください!

A.『街にある広告物をじっくり見てしまうこと』

「デジタルサイネージの運営管理も担当しているので、プライベートでもつい見てしまいます。それが有益な発見につながることも!」

TR-mag vol.84

【表紙・背表紙】
撮影/前 康輔
スタイリスト/小松嘉章(nomadica)
ヘア&メイク/ SUGA NAKATA(GLEAM)

What's TR-mag.?

「TR」は公社が取り組む事業の総称であり、「T」は「Tokyo(東京都)」・「Town(タウン)」を、「R」は「Road(ロード)」を象徴しています。そんな公社の使命や存在意義を、幅広い世代のみなさんに理解していただくため、都内の道をキーワードに様々な情報を盛り込み、平成17年から発行している公社発行の広報誌です。