
公社が協力している東京都の「東京ふれあいロード・プログラム」は、ボランティアによる快適な道路環境づくりを目指し、道路の清掃や植栽の手入れなどの道路美化活動を、地域住民の協力や地元自治体、企業団体と東京都が協力しあって進めていくものです。
訪問団体67
葛飾区立青戸小学校 学校地域応援団 (葛飾区)
季節の移り変わりを間近に感じられる
あおとの小道「ふれあい花壇」。
卒業式と入学式の頃には、満開のチューリップに出会える。
葛飾区立青戸小学校 学校地域応援団が東京ふれあいロード・プログラムに認定されたのは、平成30年のことです。
活動場所は、青戸小学校の正面玄関前のあおとの小道「ふれあい花壇」で、ここは20年以上前に諸先輩が活動していた場所です。青戸小学校の開校70周年の記念行事に向けて「みんなで花を植えましょう!」と学校地域応援団のコーディネーターから提案があり、再び花壇の整備が始まりました。「ふれあい花壇」の呼び名は、その時に地域の皆さんにも親しんでいただこうとつけたものです。
月に1、2回と限られた活動ですが、子どもたちに一つでも花を覚えてもらおうと、花壇のプレートには花の名前と花言葉も記しています。小学校のクラフトクラブが作ってくれた「入学おめでとう」のプレートも可愛いアクセントになっています。
卒業式と入学式の頃にチューリップが満開になるよう計画をし、1年中花でいっぱいになるように季節ごとに花を選んで植えています。
葛飾区立青戸小学校 学校地域応援団として「ふれあい花壇」の整備をするようになって9年。今では写生をする子どもがいたり、道行く地域の皆さんから「きれいですね!お疲れ様」と声をかけていただくことも多くなっています。これからもこの活動を途絶えることなく続けていき、素敵な花壇で子どもたちと地域を笑顔にしていきたいです。



葛飾区立青戸小学校 学校地域応援団
左から、山﨑博久さん、山﨑美雪さん(コーディネーター)
〝地域の子どもは地域で育てよう〟という思いが私たちの活動の原点です。
葛飾区の学校地域応援団は、区と区民の協働の取り組みで、平成20年に始まりました。この活動は〝地域の子どもは地域で育てよう〟という思いで参加する地域のボランティアの皆さんに支えられています。平成28年にスタートした葛飾区立青戸小学校 学校地域応援団では、コーディネーターが中心となって、あおとの小道「ふれあい花壇」の世話をしています。子どもたちが花と触れ合えることを願い、季節の花を植え、いつでも花でいっぱいになるようにしています。

主な活動内容
環状七号線(都道318号線)、葛飾区立青戸小学校正面玄関前の通りに面した、あおとの小道「ふれあい花壇」。毎月、1~2回(土曜日または日曜日)の花壇の手入れのほか、季節ごとに花の植え替えを実施。